農園の取り組み

砂丘農園の完熟ミニトマト

  砂丘農園は

薩摩半島の西南に位置し、西は東シナ海に面し、日本三大砂丘の1つ、吹上浜のある日置市吹上町ののどかな田園風景の中でミニトマトのハウス栽培をしています。

海岸にほど近く、夏は涼しく冬は温暖な海洋性気候で、1年中晴れた日が多く、昔は台風の常襲地帯といわれていました。

このビニールハウスは自社(文明農材㈱)で設計・加工・施工まで、手がけた

ビニールハウスです。

連棟ハウスが7棟建っています。なかでも特徴的なことは 各棟のビニールが違っており光の入り具合をみたり、作業がより効率的で作物にも優しく人にも働きやすいビニールなのかを常に研究しています。それぞれのハウスの管理に違いがあるものの おいしいトマトを育て、管理・出荷するこだわりは まけません。



しっかり赤くなるまで熟してから収穫しているので、色は美しく、実には張りがあり、瑞々しくて、甘みと酸味のバランスのいいトマトです。

そんな美味しいミニトマトを育てる為には栽培方法にもこだわりがあります。

まずは土づくり。

ひとつのエリアにハウスが七棟ありますが、それぞれのハウスによって土壌診断を行い、それぞれのハウスに合った土づくりをしています。

地域の米農家さんからもみがらと糠(ぬか)をたくさん頂き、

有機肥料をたっぷり使い、前期にたくさん実を付けてくれたミニトマトの木も枯らしてから土に混ぜる。これも大切な肥料になります。

みんなで泥んこになりながら畝を立て、苗のミニトマトを優しく定植していきます。

気温、湿度、水の管理、風向きはどうか、など、、、気を配るところは無限にあります。

生命力が強いといわれるトマトですが、美味しいトマトを育てる為には、ハウス内の気温、空気の調整、トマトが水分を欲しているか、はたまたその逆か。葉の様子から声を聞くような育て方。


また、トマトの受粉はわたしたち人間には出来ない仕事。

なので、蜂も大事な中間です。

小さくて可愛い黄色の花に、黄色と黒の蜂が飛び交って蜜を集めている様子に感心と尊敬!

蜂が働きやすい環境を作るのも美味しいトマトを作る上で大切な事です。